北海道文学館学芸員
浅川 泰 氏
「高橋揆一郎の炭鉱文学より、友子の伝統を探る」
10月5日(土)
14時30分より2時間程度
レスキューテント内にて上記のテーマで車座談義を行います。
「友子」とは、地中深く埋蔵される金属鉱石や燃える石などを掘り、古から山々を渡り歩いてきた技術者集団の呼び名です。奔別炭鉱にも1960年代まで友子同盟への取り立て式(入会式)がありました。地域の墓地には,昭和10年に立てられた渡り友子の追悼碑もあります。神社跡の石碑や大正時代の馬頭観音碑にも友子会の名が刻まれています。友子を巡るフォークロアのフィールドワークもこの作品作のアクションとして行っています。文学のなかの友子から話題提供いただく浅川氏のお話をきっかけにお集まり頂いた地元の方々との車座談義からどのような展開があるのか今から楽しみです。